日本人向けのインプラント開発物語
日本人用インプラントが必要
現在のインプラントの原型はスウェーデンで開発されました。その後、欧米を中心に多くのインプラントが作られましたが、日本人の顎には大きすぎるという欠点がありました。
そこで私たちは1990年代初頭から日本人に合うインプラント「プラトン」の開発を始めました。日本人の健康を守るために、日本の歯科医師が使いやすく、シンプルで、精密なインプラントを作ろうと考えたのです。実際に日本人に治療を行っている私たちが開発するわけですから、患者さんにも歯科医師にも使いやすいものができたのは当然のことでした。また、器材をシンプルにしたため、治療費も大幅に下げることができました。プラトンの登場によってインプラントは一般の方々の手の届く治療になったのです。
ラインナップ


高精密なプラトンシステム
インプラントには当然のことながら高度な精密さが要求されます。この分野を最も得意とするのがわが国の精密機械メーカーです。プラトンにも日本の実力が存分に生かされており、海外メーカーの追随を許さないすばらしい製品が供給されています。このインプラントシステムは発売以来数年で高いシェアを占めるようになり、多くの日本人歯科医師にその品質と理想が支持されています。また、最近では東洋人である韓国やベトナムのドクター達の注目を浴びるようになりそれぞれの国での臨床応用が始まっています。
日本の精密技術の結晶「プラトンシステム」
プラトンの開発には多くの方々の協力を得ることができました。(色々な組織、医院にリンク!)同じ日本人同士として「日本人の健康を守りたい」という私たちの熱意に共感してくださったからです。
海外のメーカーはわざわざ日本人サイズのものはつくりませんから、自分たちの力で作らなければならなかったのです。こうしてプラトンインプラントの開発がスタートしたのですが、エンジニアとして、このインプラントの製品化に中心的な役割を果たしたのが、現プラトン・ジャパン社長の神蔵功氏です。日本の精密加工技術は世界一ですが、同氏は長年その最前線で働いてきたエンジニアでした。インプラント製造のための精鋭チームを組織して、製品化のプロジェクトを推進したのです。 医療用器材の開発には大きな責任が伴いますが、それをクリアして世界最精密のインプラントが誕生したのです。
手術時間の短縮化
インプラント手術をシンプルに
私たちはインプラントシステム「プラトン」を開発するにあたって、できるだけシンプルにしようと考えました。その方が、歯科医師が楽です。当然患者さんも楽になります。費用も安くできるし、お手入れも簡単になります。そのために知恵を絞り、様々な工夫を重ねました。プラトンはそのような私たちの努力の結晶なのです。
従来のインプラントは、埋め込みに2時間ほどを要しましたが、プラトン・インプラントは、わずか30分での埋め込みを可能にしています。私たちのように多くの経験を重ねた歯科医師が担当すれば、わずか10数分で済むこともあります。日本人の手先の器用さとプラトン・インプラントのシンプルさがマッチして、簡単な治療でインプラントを行うことができるようになったのです。プラトン・インプラントは、歯科医師にも患者さんにも負担の少ないシステムとして、日本やアジア諸国で急速に広まりつつあります。


